今回は実際に自立訓練に通ってみて、よかったことをご紹介したいと思います(^^)
※事業所によって内容は一部異なります。あくまでも一例です。
自立訓練を利用する際のポイントはこちら↓↓
自立訓練に通って良かったこと
- 家以外に居場所ができる
- 一定の決まった場所に通う練習ができる
- 自信がつく
- 生活リズムを整えられる
- スタッフがさまざまな相談に乗ってくれる
- 自己理解を深められる
家以外に居場所ができる
これ、結構重要です。
以前は人と違うことや働けないことで自信をなくしたわたしは、ずっと家に引きこもっていました。
働けないという劣等感がどこまでも苦しめ、家にいても居場所がないように感じました。
通所に行くようになってから、週に一回でも外に出る機会が出来てとても気分転換になりました。
家にいるよりずっといい!!
家族以外の人とコミュニケーションも取れるし(*^^*)
自分は就職に向けて進んでいるんだ、という自信にもなりました。
あたたかく迎えてくれるスタッフさんたちのおかげで、緊張も少しずつほぐれましたよ(*^^*)
一定の決まった場所に通う練習ができる
働いたら毎日同じ場所・同じ時間に通勤しないといけないわけですが……(当たり前)
ずっと引きこもってたのに、いきなり毎日続けるのはハードルが高すぎる!!
通い続けられるか不安だし、何より継続するのが難しいですよね。
自立訓練に通うことでその練習が出来ます。
自信がつく
作業完了の報告をした時、スタッフの方に「ありがとう」と言われてすごく驚いたんです。
え…作業しただけでありがとうって言ってもらえるの!?うれしい!!!
わたしは自己肯定感が低すぎるので、なんとも思わない方もいるかも知れませんが……(汗)
必要とされていること・頼りにされていること・役に立っていることが具体的に実感出来るんですよね。
それを積み重ねていくうちに自信に繋がります。
他にも「今日は通所に来てくれてありがとう」と言ってもらえたり、遅刻しても「頑張って来てくれたんだね」と声をかけてくださいました。
なんてやさしいの!!
わたし、ここに居てもいいんだ……
やさしいスタッフの方たちのおかげで、通い続けられました。
生活リズムを整えられる
次の日に何も予定がないと、どうしても夜遅くまで起きてしまいがちです。
発達障害特有の過集中により、なかなかゲームがやめられないなど完全に昼夜逆転生活を送っていました。
何故かしなくてもいいようなことを夜中にやってしまうアレ、何なんでしょうか(?)
発達障害(ADHD)特有の、身支度にかかる時間の逆算が出来ないせいで何度も遅刻していますが……(汗)
その練習もできる絶好のチャンスです。
スタッフが相談に乗ってくれる
二週間に一度のペースで定期面談があります。時間は30〜45分。
個人の目標について一緒に考え、プログラムの振り返りをしてくれます。
同時に、相談する(相手に援助を求める)スキルも身につきます。
発達障害(ASD)を持っている人は、自分の体験を「言葉」ではなく「映像」として記憶する傾向があります。
この障害を持っていない人でも、自分が何に困っていてどうしてほしいのか、を言語化して伝えるのって難しいですよね。
これは対人関係や上司に何かを伝えるときなど様々な場面で活かせるスキルだと思います。
言葉でうまく話せないときは少し時間を置いて、紙に感情を書き出すことからはじめました。
通所でのことだけではなくプライベートのことも相談に乗ってくださいました。
家庭のことから恋愛相談まで……そんなことまで?(汗)
わたしは常々、いい事業所に巡り会えたなと思います。感謝の気持でいっぱいです。
自己理解を深められる
プログラムの中に、自分と向き合う時間が設けられています。
発達障害の特性について本で勉強しました。
自分の苦手なこと・得意なことを知るのは日常生活でも就職活動でも役に立ちます。
他にも感情のコントロールや、リラックスの仕方をスタッフの人と一緒に考えたりもしました。
それを本当にイライラした時に使えるようにしていきます。
わたしは癇癪持ちなので、この「リラクゼーションへの取り組み」は有り難かったです(泣)
さいごに
自立訓練に通うメリットは個人的にたくさんありました。
症状が良くない方はくれぐれも無理しないでください。
無理をすると余計に辛い記憶が増えてしまいます。
引きこもっているのがいけないとか、そういうことではないんです。
自分がどうしたいかを見つめ直す時間も必要で、焦らないことが一番大事です。
進みたい方向性が決まれば、自立訓練に通うのも一つの選択肢としてお勧めします。
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