発達障害(ASD)を友人にカミングアウトした話

発達障害を友人にカミングアウトした話 雑記

親しかった友人に自分は発達障害だと打ち明けたことがあります

結論から言うと、言わなくても良かったかなと(今回の場合)
受け入れてくれるかどうかは、人によるんですよね…

カミングアウトも本人の自由!

身近な人に障害をカミングアウトしようか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです

発達障害に関する記事はこちら↓↓

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打ち明けたときの状況

カフェでくつろぐ女性

打ち明けたのは大学時代に仲が良かった(過去形)友人でした。

大学を卒業し、久しぶりに会ったときのことです。

友人
友人

久しぶりだね、最近どうしてたー?

筆者
筆者

いや、その…実は発達障害だと診断されて、いま家で療養中なの

友人
友人

え!?!?発達障害!?全然そんな風に見えないし、なにかの間違いなんじゃないの?

筆者
筆者

うーん、ちゃんと検査もしたよ(な、何この反応……汗)

友人
友人

そうなんだ……。(長考)
〇〇はそれでいいの?

筆者
筆者

(それでいいのってどういう意味だろう……)
障害を受け入れて、わたしなりに前に進んでいこうと思うよ。

友人
友人

まぁ、〇〇がそれでいいならいいんじゃない?
〇〇の人生だもんねー。

筆者
筆者

そうだね……
(全然腑に落ちない…)

受け入れてもらえなかった、と勝手に自己判断し友人とはそれっきり会うのやめました。
なにか違うなと思ったらすぐに縁切り合戦してしまうところがあるので、良くないなと自覚しております^^;

相手の言葉を勝手に解釈せずに、どういう意図でそういうことを言ったのかを確認するようになりました。

カミングアウトした理由

自閉症スペクトラム(ASD)の人は、「嘘がつけない」という特徴があります。
人にもよりますが、わたしもまさにそれでした。

それに一番親しかったし、どんな自分でも受け入れてほしいという思いがありました。
同じ心理学科だったこともあり、そういう類の話は理解してくれるだろうと勝手に期待してしました。

期待をすると、結果が違えばその分がっかりする度合いが大きいです。
何事もそうですが、過度に期待するのはあまりよくないですね。

反省点

多数派の人間が少数派の人間に共感するのは難しいことです。
今回の場合は相手に共感を求めていた部分があるのでカミングアウトする目的をきちんと考えた方がいいなと反省しました。

主治医に相談

病院の待合室

ショックだったので、心療内科の診察の時に主治医にそのことを相談しました。

主治医
主治医

自分のことを一番よく分かっているのは誰ですか?

筆者
筆者

わたしです

主治医
主治医

そうだよね。そのお友達は〇〇さんのことをどれくらい知っているんだろう?
見せてない部分がたくさんあるんじゃないかな。

筆者
筆者

……!!

それを聞いて、たしかにー!ってなりました。

全然そんな風に見えないくらいわたしの擬態スキルが半端じゃなかったんだ!!!(?)
障害に“みえない”のではなく、“みせていなかった”だけ。

どれだけ人より遠回りをして生きてきたか、自分が一番良く知っています。
それだけで十分だと思い直すことが出来ました。

カミングアウトは必要か

分かれ道に立つ人

その人の症状や困り具合によります。
環境やタイミングによっても異なります。

私の場合、友人との関係で何か配慮してほしいことは無かったので特に言う必要はなかったかなと思いました。
言わなかったら、私のことはただの不思議ちゃんで終わっていたのかも……。

でも後悔はしていません。
学ぶことがたくさんありました。
それに受け入れてもらえなかったと判断したのも、疎遠にした?のも自分なので^^;

身近な人が受け入れてくれるかどうかも、結局のところ相手によります。

家族に打ち明けたときは、時間はかかったけど受け入れてくれました。

とても感謝しています。

カミングアウトしてもしなくても、本人の自由です

ただ、職場で困っている・二次障害がひどく日常生活に支障をきたしているなど、明らかにカミングアウトした方がいい場合は、タイミングと言葉を選んで話したほうがいいと思います。
何に困っていて、どのように配慮してほしいのかを具体的に伝えると相手も受け入れやすいと思います。

発達障害の特性は人それぞれです。
自分がどうしたいのか・カミングアウトする目的は何なのかを慎重に考えて、判断してみてください。

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この記事を書いた人

関西に住むアラサー女子。
成人になってから発達障害と診断されました。

頭の中は常にマジカルバナナ。
好きなものを発信していく雑記ブログです。

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